「修行」とか「努力」ということについて、考えてみた。

ずっと前から、こういうことって、もっと楽に考えていいんじゃないかな～って、思っている。
だけど、言う時も、書くときも、「努力」とか「修行」って文字にしてしまう。

やっぱり、努力って必要だと思うから。

でも、もしかしたら、私の今思ってる「努力」や「修行」と、
ずっと以前の私が、そう聞いたらどう感じるかと考えてみたら、言葉は同じだけど、内容が違うかもしれない、と思った。

何が違うのか、
だって、苦しくたって、楽しいんだもの。
だって、必要だと思うから、自らすすんでできるんだもの。

自分に楽しいことをしていると、努力も苦じゃなくなる。
そんなことなのかな。

「脳内革命」って本が、ベストセラーになったことがあった。
自分に好きなことしてると、脳内の喜び物質がよく出て、身体も元気になりますよって。

あれかな。
誰でも好きなことしているときは、人から見たら、なにもそこまでと思うことも、
頑張ってるんだけど、大変なんだけど、・・・でも楽しい。

以前OLやってた時の努力は、ほんと必死だった。
あれは二度としたくない努力。

合わないことを、無理にしてたんだろうけど、でも、そこで学んだこともとても大きかった。
あの時代があればこそ、今がある。
今の喜びの毎日がある。

でも、そんな辛いときでも、自分のやってることに、見方を変えたら、感謝しながらすることができた。
そう言う、心の修行の時代だったのかもしれない。

傲慢で怠け者の私を削って、中にある自分を掘り出して磨く時間だった。

そしてやってきた天職。

今は感謝しながら、楽しみながら努力して、修行している。

そう言えば、私がしている「スピリットリーディング」で、今までたった一人だけ
「あなたは、今のままでうまくいけば、もうこの世に転生してくる必要がなくなるだろう。」と言われていた方がいた。

そう言われるような方でも、何もないわけじゃない。

「激流をカヌーでこぎ進むようなことが、これからも起こるけれど、水を飲んで溺れかけるようなこともあるけれど、
それでも、必ず漕ぎ抜けるからやりなさい。」
と言われていた。

そして、いっつも頑張っていた。

たぶん、それが、人生の修行。

今も、時々チェックしに来られる。
そのたびに、いろいろ言われている。

そのままでいいですよ～、何もしなくていいからお気楽にね～、とは言われたことがない。

進めば進むほど、期待が大きくなるみたいに、起こる出来事も大きくなってくるみたい。

先日も「これから、ナイアガラの滝から落ちるようなことがある。」と言われていらっしゃった。

「でも、その滝をおちると、途中で次の道が見えてくる。
落ちるからこそ見える道。」と。
もし避ければ、見えてこない道。

そして、その道をさらに我慢して抜けると、大空の広がるとってもステキな場所に出ると。

「そこであなたは、あれっ？！、ここ知ってる・・！、と思うことだろう。」と。

きっと、この方は、今世中にそこまでたどり着けるのだろう。
そして、本当に、もう二度と転生はしてこられないのかもしれない。

その場所にたどり着いたら、もう、同じ旅をする必要はない。

「色々なことが起こることに慣れてきたでしょ？もう対処の仕方も慣れたでしょ？」
と言われて、そうなんだよね、慣れてきたと、すんなりとうなずかれていた。

人生の中には色々なことがおこる。
辛いこともある。

でも、それらを受け止める気持ちを変えるだけで、辛さはかわる。

辛くないわけじゃない。
でも、その中身を見れる。
その先を見れる。

そして、楽しくもなってくる。
トライアスロンみたいなものかな。

本人たちにとっては喜び。
やってる最中は苦しくても、やりきった後の歓喜。

だから、やっぱり私は、「努力」や「修行」を避けないことは、自分が本当の自分に戻るための、大事なことだと思う。

しかし、「努力」「修行」って言葉から受ける感じは固いね。

これをうまく現わせればいいのにね。

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