Hさんが、「これ、ブログに使ってくださ~い!」と言いながら、お帰りになった。
ありがたいことに、このごろブログを読んでいただいているクライアントさん達から、
ネタにしてくださいとか、
書いてくれてありがとうとか、
お蔭でもう一度考えることができましたとか、こちらが恐縮するありがたい言葉をいただく。
どうも、ブログに書かれたご自分のことを読んで、さらに一歩踏み込んで、冷静にご自分のことを見ることができるようなのだ。
こちらこそ、 感謝感謝です。
さて、今日も、
Hさんが、「はぁ~・・」とため息つきつつ、
帰り際に、「ブログに使ってください~。」と笑いながら、おっしゃってくださった。
もし、ご主人が読んでくだされば、何らかの刺激になるかもしれないから、ご主人のことも書かせていただいてもいいですか?、に対し、何書かれても、まな板の上の鯉ですから、だそうで、
せっかくなので、覚えている言葉も載せようかな。
私は、時間が経つにつれて、どんどん忘れていく。しばらくすれば、言葉だけでなく、内容のほとんども忘れてしまう。
普通は、ブログ書くころには、細かい言い回しはすっかり忘れてしまっている。
だから、クライアントさんの中でも、ある程度思い出せて、書かせていただくのはごく一部になる。
しかし、Hさんのことは、今日のこと、
まだ覚えていることもあるので、覚えているうちに、お言葉に甘えて、忘れないうちに早速欠かせていただきます。
さて、Hさん、ここ2年ほどはすっかりご無沙汰だったが、それ以前は時々「スピリットリーディング」や「レイキヒーリング」を受けにいらっしゃっていた。
今日は久しぶり。
どうしても聞きたいことがあってやってきた。
そして、受け止めかねていることを、
だから!!、これだってばー!!! と、
思い切り突きつけられたのだ。
なので、「はぁ~・・。」溜息。
「スピリットリーディング」を聞いて、
「これなんですよね・・・」と、ご自分に言い聞かせるようにしながら、、「あああ、ぐったり~~・・・」と、よろよろとベッドから起き上がられた。
分からないようにやり過ごしてきていたはずだったのに・・、やっぱり聞いてしまった・・・!、
とでも言うように。
ああ・・、これなんですよね・・、
ヨロヨロヨロ・・・。
しかも、
「今度来るときは、しっかり、決心してからにしてください!」とまで言われていた。
「決心してからなら、もっと違う言うことがあります。今のままでは、それが動かないんです。しっかり、決心して、覚悟してから来てください。そうすると、違うことを言えます。」
次に進みなさいと、促されていらっしゃる。
できますよ、って。
こう言ってくるってことは、できる可能性は大ですよ!
Hさん、頑張ってくださいね。
Hさんの問題は、責任を引き受ける覚悟をもつこと。
本来なら、できるのに、発揮すべき力を出さずに、他に責任転嫁しようとしてること。
「あなたは、一家を養っていくだけの力のある人です。もともとは、私に任せなさい!という人。
なのに、女だから、養われていたい、とその力を発揮していないことが問題なんです。」
「人を頼りにしていますよ。
あなたは、本当は頼られる側の人なのに。」
こう言われているHさん、実は、今回の1番の問題は、ご主人との関係。
それに対して言ってきたことが、このことだった。
Hさん、以前から、夫婦関係で悩んでいらした。
暖かい、お互いが思いやりを持って暮らす、いい家庭を築きたい。
でも、主人が・・
確かに、聞くと、悩むのも、ごもっともなご主人ではある。
でも、根が優しいのも、Hさんわかっている。
子供たちの面倒もよく見てくれる。
しかし、ご主人の態度は横柄すぎる、納得いかない。
まるで、家族のことを考えてないみたい、特に、妻に対しては。
Hさん、何回も、あなたは一家を支えられる力のある人、働く人、と言われ続けている。
なのに、「主婦はパートぐらいがいいのよ。」と。
今回も、
「ご主人とは離婚しても、しなくてもいいです。
あなたは、離婚せずに、ご主人を大きな手のかかる長男だと思って面倒を見ていくこともできるし、
離婚して、仕事しながら、子供たちを自分で育てていくこともできます。」
「問題はご主人ではなく、あなたが、自分に責任を引き受けて生きていこうとしていないこと。
バリバリ働くことが似合っているのに、そうしないで、人に頼ろうとするその姿勢です。」
と言われていらした。
「あなたが、ご主人を楯にして、人生に起こってくることを、自分で引き受けようとしない態度が問題なんです。
その楯で、防ごうとして、この楯が役に立たない楯だからいけないのよ!ってやってるんですよ。
戦うのはご自分ですよ!
その楯のせいにしないでください。
楯を置いて、槍をもって、戦うのは私だ!!と、正面から戦いなさい!!」
Hさんの場合は、専業主婦よりも、しっかりと働いて稼ぎ手になるほうがご自分らしいようなのだ。
人生に向かって、戦う態度をはっきりさせなさいと言われている。
気構えを問われている。
以前から、外に出て働きなさいと言われてきていたHさん、なかなか決心がつきかねていた。
しかし、覚悟できないHさんに、やらざるを得ない環境がやってきた。
ご主人が病気になってしまったのだ。
お蔭で、パートをやめて、収入の多い仕事に変わらざるを得なくなった。
それまでと違って、時間も長く、日数も多い。
一人分の収入での生活は、とても大変。
しばらく、当方にお越しになれなかったのも、そのためもあるだろう。
「スピリットリーディング」では、同時進行で「レイキヒーリング」も行うので、 レイキでご様子を見てみると、 しかし、案外に肉体的な疲労は思ったほどではないようだ。
もっと肉体的な癒しが必要かと思ったが。
そう、Hさんにとって、問題は・・、ご主人。
病気は回復しつつあるので、一安心。
しかし、どうにも納得いきかねる傲慢な態度に、このまま、続けていこうかどうしようか、
未だ同じところで迷っている。
収入が得られないことではなく、ご主人の態度が問題。
外の人には、愛を語るのに、家族に対しての愛は感じられない。
特に、一番身近くにいて、一番支えている妻に対して、それが問題。
そこで、ご主人を拝見させていただくと、
「ご主人は第7・6チャクラが開いた方ですが、残念ながら、それを現実に落とし込む力が弱い。
だからいつまでたっても、ご主人の想い通りの現実が現れてきません。
この方は、今のままでは、まだまだずっとこのままでしょう。
ご病気になられたことも、せっかくのチャンスだったのに、
本当には落とし込めていません。
もっと、ガツンッッ!!!とした何かを体験しないと、これ以上にはならない。
ですので、ご主人のためには、離婚もいいことです。
ガツンッ!!としたことになりますから。
もし、離婚したら、妻も子供も離れて一人ぽっちになって、・・・それからです。
どれ程、人に支えられてきたのかを、その時になって、ようやく、奥深~くから、しみじみ・・・味わくことになるでしょう。
そこからです、この方は。」
夢見る夢男君。
夢と現実のバランスが悪い。
「ですから、離婚は、あなたのためにも、ご主人のためにもいいでしょう。
ですが、あなたが、自分らしくたくましく生きていく覚悟をもって臨めるのであれば、離婚をしてもしなくても、やっていけます。
経済的にも、肉体的にも、精神的にも、もっともっとタフな人生になるけれども、
ご自分にしっかり向き合って本当にご自分らしい生き方ができるようになるご主人を待つことができるなら、それもいい。
嫌ならば離婚もいい。
いずれにしろ、問題はHさんの生きる姿勢だということ。
そのためには、どちらを選択しても、いい。
「あなたが、決めていく人、なんです!
頼らないでください!!」
最後の最後まで、ダメ押しされていた。
Hさんが、ご主人のことを悩みながら、でもずっと一緒にいらっしゃるのは、決して、自分が大黒柱になりたくない、責任を負いたくないからだけではないだろう。
子供のためばかりだけでもないだろう。
言葉の端に、ご主人に対する優しさが感じられる。
だから、続けてこられたのだろう。
私がいなくなったら、生きていけないんじゃないか?と、何度も心配される。
「頼らないこと!」に、
「そうなんですよね~、人からも言われるんですよ~。」と言いながら、
そういえば、と
「前に、お公家さんのような、日本の昔のお姫様が出てきて、和歌とか読みながら、女の人は男より前に出ちゃいけないって言ってるって、出てきてましたね。
それが今に影響してるって。思い出しました。」
Hさん、過去世でやんごとなきおひい様だったことがあるらしい。
今世はおひい様に生まれず、わざわざ今のご主人とご一緒になられたのは、なぜなんでしょうねぇ。
最後の仕事の質問に対して、
「それを、今質問しても無駄です。
今のあなたは、あなたの見える範囲で探しているから見えてこない。
あなたが、本当にやっていくと決めたら、見える範囲も変わってくる。
そうしたら、あなたがつかめるものも変わる。」
と言われていたHさん。
では、Hさん、
しっかりご決心されたら、またお越しくださいね。
何やら、今は思いもしない言葉も、その時には聞けるようですから。
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