■人生の乗り換え速度、 徒歩か、新幹線か、 違いはどこ?

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この仕事をしていると、本当の自分に戻る道を、じっくりじっくり歩む方もいらっしゃる一方、たまには、びっくりするくらい早い方にも出会う。

 

「どういう人が早いんですか~ぁ?」
どうにももどかしいご自分に溜息しつつ、こうお尋ねになる方は、決して少なくない。

 

 

どんな風に歩まれていくかは人それぞれ。
自分にとっていい速度を取られる。

 

歩いていくか、自転車で行くか、はたまた車に乗り換えるか、・・そんなたとえ話をするのだが、
たまにだけど、新幹線に乗り換えて、ビューン!!と行かれる方も、
中にはいらっしゃる。

こちらも驚くくらい、たった1度聞いただけで、それまでの生き方をスパッ!!と変えられる。

 

 

透視リーディングの「スピリットリーディング」をお聞きになって、
「そうか、わかりました!」
と晴れ晴れとしたお顔でおっしゃっていたか思ったら、
その日のうちにメールが来て、「やりました!」とおっしゃる。

 

えええ~っ!!
こちらがビックリ。

だって、それは、若いころから何十年と抱えてきた問題だったんでしょう?!
よくご決心されましたねぇ・・。

 

 

何十年と、これこそが問題なのだと、目の前にぶら下がっていたことに対して、全く違ったアプローチをし続けてきたのに。
それこそが問題なんですよ、ちゃんと見なさいと言われただけで、正面からちゃんと見ることができる。
そして、それに対してガッツリ取り組もうとされる。
そんな方がたまにいらっしゃる。

・・私、尊敬です。

 

 

 

そういう方の共通点として言えるのは何かな~、と考えてみるに、
1つには、自分に真剣に向き合っていること、向かい続けていること、
があると思う。

 

長い間、自分を見つめ続けている方が多い。

 

だからこそ、「スピリットリーディング」で言われることの意味も、逃げずにちゃんと捕まえることができる。

自分にとって嫌なことを言われても、きちんと受け止めてくださる。

こういう方は、大抵、ギリギリでやってきた経験をお持ちだ。
覚悟を持って来られている。
胎(はら)が違う。

だから早い。

 

 

 

それともう一つ、共通項かなと思うのは、
自分のことだけでなく、人のことに目を向けていらっしゃること。

カウンセラーのような、人と関わりあう仕事の方もいれば、ボランティアで悩みを聞くことをされていたり、仕事柄トップの位置なので、従業員に目配り気配りを当たり前にされている方とか。

 

目の前の人も周り全体も、主観ではなく、客観的に見ることができている。
当然ながら、自分のことも。

だから、言われたことを客観的にとらえて、冷静に受け止めることができるのだろう。

 

 

 

人は、どうしても、生ぬるいお湯から出たがらない。
「スピリットリーディング」で、お湯から出られないのはなぜか原因を聞いて、こうやれば出られますよと方法も聞く。

「やっぱり~」とか、「そうなんだよね~」とおっしゃってくださる方も珍しくない。

心の底では、ぼ~んやりはわかっている。

 

 

・・・でも、そこからが惜しい!
お湯から出る方法まで聞いているのに、出ないんだ・・・これが・・。

あれっ?!
せっかく、時間割いて、お金出して、来られたのに、と思うこともしばしば。

 

 

ぬるいお湯を出る勇気は、ナカナカ・・。
新幹線組のように、「ハイ!! わかりましたー!! 出まーす!」 ザッバーッツ!!
とは・・・出られないほうが、普通です。
ホンマに。

 

だから、ちっとも変わらないなんて、ご自分を責めないでね。
大抵の方は、少しずつです。
でも、ちゃんと歩いてたり、走ってたりするから、大丈夫。

 

 

 

諦めなければ、必ず道は見えてくる。

 

それは、ご本人の思い描いたいた未来とは違っているかもしれないけれど。
でも、最も楽に息のつける生き方が待っている。

な~んだ、こんな生き方してよかったんだ~、って思いますよ、きっと。

 

 

だから、まず、
怪しみながらでいいから、そうかもしれないと受け入れてみるところから。

そうなのかなぁ??? で、いいから。

 

 

やってるうちに、少しずつ胎もできてくるから。
せっかく聞いたら、まずは一歩を踏み出してみよう!

そしたら、いつの間にか、調子がつかめてきて、バイクや車に乗り換えられるから。
もしかしたら、新幹線に乗っている自分に気づくかもしれないですよ。

 

 

 

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