頑張りすぎて自信がなくなっているあなたへのリーディング

異動した先の仕事量が多すぎる。保育園の送り迎えも家事もと、このままでは、やっていける自信がない。辞めた方がいいのでは?1年ぶりのクライアント様が来られました。

リーディングしてみると、確かに仕事量は多すぎ。かといって、その課の同僚全員がいっぱいいっぱいの状態で、他に割り振れなさそう。
「でもね、あなたはやり切れますよ。できる能力がある。」

そうですか……?と、弱々しい、あきらめムードのクライアント様。
「家族に助けを求めなさい。あなたが思っている以上に、もっともっと助けてもらっていいんです。甘えなさい。」

もう十分手伝ってもらってるのに、これ以上助けてもらうなんてと、助けを頼むことに消極的なクライアント様。
「あなたは、これは母の役目だから、妻の役目だから、するのが当たり前だと思うきらいがあります。もっともっと人に頼っていいんですよ。そうすると、気持ちがほどけてきて、仕事も今より楽にできるようになりますよ。」

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不要な頑張りを手放して、もっと楽になろう
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「あなたは小さいころから、とてもしっかりしたお子さんだったんですね。宿題も、親から言われなくてもちゃんとして。翌日の準備もランドセルに用意して。親の手を煩わせないお子さんだったでしょう。」

そうやって、小さいころからしっかり者でやってきた人です。いつもいつも気を張って、頑張ることが当たり前になっているのでしょう。
人に迷惑をかけないようにと、甘え下手になってしまっていて、そのことに気が付かないのかもしれないですね。」

今回のことは、そんなクライアント様が、ご自分を緩ませるチャンス。
リーディングでは、「頭を下げてでも、皆に頼むといいんです。」と言っていました。
きっと今まで、そんなことはしたことはないでしょう。なぜなら、人に頼まずに、自分でできるところまで頑張ってしまうから。それがいつものやり方。

この出来事が教えてくれているのは、いつもギュッ!と手の中に握ぎりしめてきた責任感を、少しだけ、緩めてみましょうということなんです。
そうしたら、なんだ、こんな風に、人に頼んでいいんだってことがわかります。肩の力が抜けて、人生がもっと楽になります。

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根拠はないけど、自信が湧いてきた
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前回来たとき、相談の内容とは関係ない、なんだろう?と思うようなことを言われて帰ったんですが、その後本当に言われたとおりになって……このことだったのかと。仕事のことも聞いたら、△△に関係する仕事がいいって、言われたんですが、結局その課には異動願を出さずにいたのに、開いてみたら、そこに異動になっていました。

だから、今回、できるよ、能力あるよと言われて、何の根拠もないんですが、きっとこれでいいんだと、自信が湧いてきました。なんだかできる気がしてきています。

周りの状況は変わらないかもしれません。仕事は忙しいままかもしれないし、上司は使えないままかもしれません。
けれど、自分のことがわかると、眠っていた力が発揮されるものなのです。リキんでいた気持ちを緩めることで、さらにもっと大きなものが受け取れる人になると思いますよ。