レイキヒーリングで怒っている相手を癒そうとするときの心構え

「オンライン・レイキヒーリング・マスターコース」を受けていただいたクライアント様から、こんな質問メールが来ました。クレームをいただいたお客様にどんなレイキヒーリングをしたらいいでしょう?

会社で、お客様から、クレームをいただいた。初めてのイベントで、想定外の出来事が起こり、良かれと思って対処したことが、お客様の不興を買い、あだになってしまった。お客様に悪いところはない。しかし、たまたま担当上司もおらず、お客様は大爆発!
こういうときには、どんなレイキをすればよいでしょう?

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感情が高ぶっている相手にレイキをするときに最初にすること
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私もメールを読んでいて、キュッ!!と身が縮んでしまいました。クライアント様は、今頃、さぞかし、胃が痛む思いをしてらっしゃることでしょう。こういう時って、大事にならないように、お客様が落ち着いてくださるようにと、ついつい保身の位置から、相手に遠隔ヒーリングを選んでしまいがちではないかと思います。でもそれだと、本当の意味では解決になっていないですよね。
私は、まず「何を目的にレイキをするか」を考えてくださいと返信しました。

対応次第では、今回のように、上司を出せ!とまではいわなかったかもしれないし、明日、電話をしてやる!!と大声で怒りをぶちまけて帰られることはなかったかもしれません。しかし、初めてのことで、こちらもうまく対応できなかった。
大事なのは、これからの誠意ある態度と、反省をもとにしての、全社で共有する対応マニュアル作りではないでしょうか?

実際、明日になったら、お客様がクレームを言ってこられるかもしれないです。こういう時に、まずして欲しいのは、落ち着いた対応ができるように、ご自分の気持ちを安定させておくこと。そのために、まずは自分自身にヒーリングをして欲しいとお伝えしました。覚悟をもって行動できるために、レイキを使ってほしいのです。

こういう時に、レイキヒーリングで、相手の気持ちはごまかそうとしてはいけません。そういう状態では、レイキで気持ちをどうにかできるものではありません。
自分自身が、するべきことはする。やるべきことをすると反省したうえで、不安定になっているご自分を癒しましょう。レイキはそのため使ってください。

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どんなヒーリングをするのかと注意点
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〇そうした現実的な対応を取ることを前提に、ドキドキしているご自分の気持ちを癒すために、第2シンボル~第1シンボルを使ってください。
〇それから、遠隔のための第3シンボルを使って、過去のその状況に対しての癒しもいいですね。

〇もし気持ちが落ち着いて、このお客様に、遠隔ヒーリングをして差し上げられるようでしたら、注意をしてヒーリングしてください。遠隔の際には、彼の怒りが落ち着いてくれ!と思いがながらは絶対、絶対ダメですよ。
その人の感情はその人のもの。コントロールしてはいけません。

ただただ、無心に、レイキエネルギーを送って差し上げる。もし、自分の混乱した感情が入ってしまいそうなら、絶対やらないほうがいいです。相手のエネルギーがさらに混乱してしまいかねませんし、そういったエネルギーはやがて自分に跳ね返ってきます。

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レイキでごまかそうとしないこと
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レイキは一見簡単そうですが、エネルギーに触れているのだということを忘れないようにしましょう。
あなたの在り方が、相手にそのまま影響します。だから、他者にヒーリングするときは、安定した心の状態であることがとても大事です。そのために、常日頃からの自己浄化が大事なのです。

〇起こったことを、誤魔化さない強い気持ちを保つために、レイキを使ってくださいね。そういう時は、マスターシンボルと第1シンボルが役に立ちますよ。