目の前に来たことは、やれること、準備はできている

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先日の「スピリットリーディング」でこんなことありました。

Bさんは、ここ何年か通われています。
最初は、体調の悪さの質問で来られました。

しかし、もちろん悩みが、たった一つだけという方はいらっしゃいません。
1つ聞くと、今度は違うことについて聞きたくなるのは当然です。

Bさんも、体調に始まり、仕事関係、両親との関係、恋愛関係、友人関係、旅行のこと等々と多岐に及びます。

お聞きになられたことで、聞こえてくること、見えてくることは、全てお伝えします。
滅多に、聞こえないということはありません。
なぜって、そうです、悩みの根本原因はほとんどの場合は、その方ご自身にあるのです。
ですから、そこから派生していることは、別々に見えても、そこを見ていけば、聞こえてくるのです。

Bさんは、仕事のことでも悩んでいました。
体調悪く、仕事をやめて以来、何度も転職を繰り返しています。

しかし、Bさんは「スピリットリーディング」では、選んでいる仕事のタイプが合っていないと言われていました。
Bさんがいつも選ぶのは、机やPCに向かって1日を過ごす事務職。

合う仕事として言われてきたのは、Bさんが全く選んだことのないタイプ。

一時にたくさんの種類のことをこなし、なおかつ、そんなバタバタの最中にも、さらに別の仕事が入ってくるような、そんな仕事場があっている、と言われていました。

部屋の中を、たくさんのものを抱えながら、忙しそうに歩いている、そこに、さらにあちこちから、また他の仕事を頼まれる。
「あ～！まったく～！こんなに忙しいのに、それもですか～！？」と言い返しながらも、うまくやりくりしていくことができるし、それに生きがいを感じる人、と言われていました。

それを聞いて、Bさんは「楽しそう！できそう！私そんなこと言いそう！」と、とてもうれしそうにおっしゃいます。

・・なのに、いつも選ぶのは、同じタイプの仕事。

Bさんとは逆に、本当は、静かな仕事がいいのに、忙しく駆けずり回るような仕事を選ばれている方もいらっしゃいます。

いいとか悪いとかはありません。
どういうものが、その方のエネルギーにあっているか、なのです。

ご自分のエネルギーの質にあったものを選べば、自然にうまくいきます。
しかし、人は、自分に合っているものが、なかなかわからないので悩みも大きくなります。

Bさんは、なぜそういう職業が合っているのか、そして、それをなぜ選ばないでいるか、ではどうしたらいいかも、何回も聞いています。

選べないでいる理由になっている問題の解決が、まず先です。

しかし、それには、少し時間がかかりそうでした。
長年の問題でしたから。

最初は、ハッキリとは意識できていなかったのを、しっかり意識化するところから。
でも少しずつ、自分の心の奥に潜んでいたものを自覚されて、解放しようとしていらっしゃいました。

時はやって来ました！
Bさんの前に、まさに「スピリットリーディング」で言われたとおりの仕事が、ふいに現れたのです！！

・・なのに
なのに・・・
Bさんは、そのチャンスを逃してしまいました・・。

つい最近来られたばかりのBさんからのご予約に、どうしたのかと思ったら、ひどく体調が悪い、転職したばかりの職場は合わないか？やめるべきか？の質問。

前回お越しになられた後に、またもやいつものような事務職についていらっしゃったようなのですが、職場のエネルギーが低すぎるのではないかとの心配。

問題は仕事場ではなく、あなたが自分にとってつまらない仕事を選んでいることなんですよ
そこはやめていいですよ、自分に合う仕事を探しなさい、
と、セッションの1番最初に言われました。

と、お聞きしているうちに、実は、その前に、降ってわいたこの仕事の話があったこと、来てくれとまで言われたのに、断ってしまったとお話しされたのです。

Bさんの中には、実は、Bさんご自身が思うよりも、その仕事を断ってしまったことに対する強い後悔の想いが残っていました。体調の悪さは、今の職場ではなく、こちらのほうが主なる原因でした。

人は誰も、慣れないことには、臆病になってしまいがちです。
でも、それこそが、今までの自分でいるか、もっと楽しく生きる自分に会えるかの境目。
飛び越えるハードルです。

『目の前に来たことは、できることです。準備ができているから現れたのです。
今回断ったことは、それはそれ。
次にやってきたら、やってごらんなさい。』
優しく言われていました。

Bさんは、長年の問題がクリアーになってきていることを聞き、ご自分が思っているよりも、ずっと身軽になっていることを知りました。
こうだと思い続けていたことは、いつの間にか、ほどけてきていたようです。
けれど、今までの心の癖が、次なるステップに踏み出す勇気をくじけさせていたのです。

帰り際、Bさんは明るく言いました。
「今度は、できないと思うほうを選ぶことにする！」

自分らしい仕事に出会って、イキイキと活躍されているBさんの未来が、もう目の前に来ているようです。

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