【断捨離】断捨離祭りで失ったものと得たもの

かに座新月 7月6日(土) 7:58
今回の蟹座新月ではご自分の守りたいものを考えてみましょう。
小さな親切をする、弱音を聞いてあげる、ねぎらいの言葉をかける。 そんなことがあなたの場を安心な場に変えてくれます。

断捨離祭りで失ったものと得たもの

東京で一人暮らしをしていた弟が要介護の病気になり
長野に引っ越してきました。
そのため、昨年12月からの半年間は大断捨離の日々を過ごしていました。

病院は6ヶ月しかいられない、退院の日は決められている
となると、やるっきゃない!!
東京の弟のアパート~東京セラピールーム~長野の家の倉庫~長野の家の中と
ざっくりだと4か所。
一気に片付けなければならなかったので、大断捨離祭りとなりました。

しかし、この半年の断捨離中に
ふと気づくと、あ、無くなったなと思ったものがあったのです。

今回、私の場合は
毎月のように東京と長野を往復しながら
東京の病院、長野の病院、お世話になる包括センター、介護用品のレンタル会社
区役所、市役所、荷物預かりのトランクルーム
引っ越し業者や片付け業者、買い取り業者などとのやり取りなどなどしながらの
断捨離祭り

お子さんがいたり、ご家族の多い方、あるいは海外に引っ越しされる方などは
様々な手続きやら家族の世話、引っ越し先やら子どもの学校やらの決定などもあっての上ですから、どれだけ大変かと思います。

それで、このようなご苦労されている方々からは
何をご大層に、笑っちゃうよと言われてしまうかもしれないのですが
いったいどうして、何を失って、何を得たのか、書かせてください。

4ヶ所の断捨離
まずは、入院中だった弟の代わりに、姉と一緒にアパート片づけ、引っ越し

男の一人暮らしなのに
見積もりに来た引っ越し業者さんも驚くくらい物と埃まみれ。
できる限り捨てていこうと
ゴミ集積場所まで、3階建て、エレベーターなしの階段を、何十回となく往復。
しばらくの間は膝~つま先がパンパン状態でした。

そして、弟が長野に引っ越してきた場合、世話するのは私だけなので
そう簡単には長野の家を空けられなくなる
ということで、東京セラピールームは3月末での閉鎖に決めて、ここも大慌てで、一人で引っ越し作業

それが済んだら今度は
弟の当分使わない荷物の保管スペース確保のため、長野の家の倉庫の片付けです。

長野セラピールームにお越しいただいたことがある方は、覚えていらっしゃるかと思いますが
セラピールームのある家の1階部分は、半分が駐車場と半分倉庫になっています
この倉庫は、亡き父が、仕事の品を置くために作った場所で
父のものがギッチリ入っていました。

処分業者に持っていってもらうもの仕分けながら
残った物の中で、売れそうなものをより分け、ゴミの分類。
たまに手伝ってくれる主人の手も借りながら、何日もかけてトラックでごみ処理センターに往復しました。

ところが、ようやく、空になった倉庫の中がかび臭い。
カビの原因になっていた床のマット材を全部はがして、ゴミ袋にギュウギュウ押し込めて
捨てる捨てる。

そして最後に残ったのが、1番難関、彼のための部屋の確保。

歩行困難のため、トイレに1番近い部屋を彼の部屋と設定するも、この部屋も物がぎゅう詰め。
だけど、ここは、誰にも手伝ってもらえない場所。
なぜと言って、何を捨てて何を残すか、どこに運んで、どうセッティングするか
開けて見ないとわからない、動かしてみないとわからないので、移動しながら考えていくしかない。

8畳にいっぱいになっていたものを、6畳の部屋に移動し、押し入れに入っていたものも、他の部屋に全て移動し、当然収まりきらないので、ドンドン断捨離。

死ぬまでに片付けなければと、思ってはいました。
ずるずると先延ばしにしていたツケが回ってきたと思いました。
これは、天から、いい加減、片付けて、人生スッキリしろ!!と言われてしまったなと思い、頑張りました

片付け中に何度も思いました。
なんて無駄なものに、沢山のお金を使ってきたのだろう、最後はゴミになるだけなのに…。
今までの何度かの引っ越しでも、同じこと考えたのに
いつのまにか、またものが溜まっていたことを、物理的に目にして
肉体的に断捨離という心身ともに疲弊する体感をして

そして
気が付いたのです。
いつの間にか
「物欲」が、無くなっていることに。

気が付いたのは、最近のタイ・マレーシア旅行に行ったとき。
お土産屋を買いたいという気持ちが全然湧いてこないのです。
今までだったら、買うか買わないかより以前に、目が探しに行ってたと思うのです。
が、今回は、食事や観光など、無くなっていくもの以外に
物体として残るようなものを買うことに興味がなくなっていました。

そしてその感覚は今も続いています。
面白そうな店を見つけたら
今までなら、吸い寄せられるようにフラフラと入店していたのに
今はふ~ん面白そう、でもいつか何かの機会があったときにでもねと、スルーしているのです。

入店して見て回ることを想像するだけで
店内の物のエネルギーが、身体にまとわりついてくるような感覚を覚えて、疲れてしまい入りたくなくなってしまうのです。
そして、ウキウキしながら物色していたころよりも、ずっと楽なのです。

きっと、本当になくなったのは
モノに捉われて乱れる心のあり方

 

そうして、無くなったと同時に、新たに得たものがあることにも気が付きました。
ミニマリストになりたいわけじゃないので
これからも買いたいときは買うと思います。
でも、その時には、外側からの物のエネルギーに影響されずに、購入を決めることができるということ。

自分が浄化されて、スッキリとしていられる、そんな変化を感じています。
きっとこれは、物の購入だけではなく、他のことにも当てはまるでしょう。

「古いものを捨てないと、新しいものは入ってこない。
逆に言えば
スペースが空くと、新しいものが入ってくる」って言いますよね。

まさにこれのことかと思うような
すでに、何か新しいエネルギーが吹き始めているのを感じています。
どうなりますか。
まだまだ人生いろいろありそう。これからが楽しみです。

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