水野和mizunowaでは、「自己開華カスタマイズコース」という、スピリチュアルコーチングを主とした、自己変容と自己実現を目的としたコースを行っているのですが、このコースを受けていただいているクライアント様達を拝見していて思うことがあります。

それは、うまくいってない！！と、すごく悩んでいる人ほど結果を出せる、ということ。

逆に言えば、もっともっと良くなりたい。だけど、今困ってる、問題があるほどではないという方々は、自分に向き合う力が弱く感じられます。

必死にならなくても、今のままでもマァマァ悪くない人生なのですから、コーチングで聞かれることに、時間をかけて嫌になっちゃうくらい考えたり、心の奥～に潜ませて忘れていた想いに向き合うすような作業はしたくないでしょう。
しかし、そうすると、毎回のセッションで得るもの、気づくものが、グンと少なくなってしまいます。その後の行動も、せっかくコースを受けていただいたのに、あまり変わらないことに・・。

もしかしたら、満足はしてない、変わりたいと思ってはいる。けど、安定はしている今の状態をゆすぶられる怖さもあるのかもしれません。
変容していく過程では、今までの自分ではいられないことが起こることが多いですし、勇気をもって立ち向かっていかなければならないこともあります。
しかし、同時に、そうやって自分自身への気づきが増え、それまでとは違った考え方を身につけ、行動するからこそ、いいチャンスもやって来るのです。

瀬戸際まで行った人は強いのです。
強い決意と覚悟をもって取り組めるからです。

すごく悩んで、どうにかしたい！どうにかなりたい！という方ほど、取り組み方が真剣なので、気づきの深さや、響き方が違ってきます。

そのために、毎回宿題を出します。
時にはご本人が及び腰になっているのを、後ろから背中をギュー！と押したり、厳しい言い方で追及することさえあります。
（毎回じゃありませんよ。たま～にです（笑））

中には、毎回のように、「ひどい！そんなに言わなくたっていいじゃないですかー！」と泣きながらセッションを受けられ、でも最後には、「変わりたいんです！もう昔のままの自分でいたくないんです！！」と強い言葉で、次回の予約をされていたクライアント様もいらっしゃいます。
この方は、他県在住の方なのでいつもLineでオンラインなのですが、今はもう泣くようなことはなくなって、いつも混乱してミスばかりして怒られていたのに、この頃は、冷静な自己分析ができるようになった、上司からほめられたとLineしてきてくれます。

人によってかかる時間はそれぞれですが、行きつ戻りつしながらも、着実に変容してこられます。
そして得られたご自分がその方の「本当の自分」だと、私は思います。
忘れていた自分に会いに行く旅です。

かぶっていた殻を破るのは辛いものです。
でも決心が揺らがなければ、結果は得られます。
そのために、今、すごく悩んでいる人ほど、戻ることなく進んでいくので、結果が出しやすいのです。